経営学研究会「ビジョニングによる革新的事業アイデアの開発」開催報告

14/06/2017 11:57

先日の6/9(金)に、JVCケンウッド・デザインの柳沼様・高橋様をお招きし、「ビジョニングによる革新的事業アイデアの開発」をテーマとして本学経営学研究会を持ちました。当日は、まず私から新製品開発研究で扱われるビジョニング概念や、ビジネス実務で注目されるバックキャスティング、フューチャーセッション等の考え方について紹介した後、柳沼様より同社の「フォレスト・ノーツ(Forest Notes)」:森の音ライブ配信サービス事業の概要、立ち上げ、展開などについてご紹介頂きました。 この革新的事業モデルとしての「フォレスト・ノーツ」は、ビジョニングの応用例としても素晴らしいものと思われますが、それだけでなく、環境と経営、あるいは地域と経営の接点を研究する本学に所属する身としては、その環境資源および地域資源を活用したビジネスモデル、あるいはビジネスを通しての環境教育、地域教育としても素晴らしい実践例と思われます。 会場からもその事業成立の経営組織的背景、事業の詳細、技術革新、他の組織との協働関係、今後の展開などについて質問がなされ、それらについての活発な議論がなされました。 今後は、私どももJVCケンウッドとこの「フォレスト・ノーツ」を通した産学協同を進めていくことを考えています。 この度は柳沼様・高橋様には貴重なお話を頂き深く感謝致します。また当日、当研究会に参加頂いた方々にも厚く御礼申し上げます。 当研究会はこれからも継続的に持つことを企画しています。関係者の方々、ご関心をお持ちの方々には今後ともよろしくお願い申し上げます。