鳥大馬場ゼミと4年生合同ゼミしました
DEC 9 2024 馬場磯野合同ゼミ 磯野ゼミ報告内容
瓜本華:広島レモン市場の拡大要因
全国市場での地域ブランド確立は簡単ではないが、その成功事例に広島レモンが挙げられる。ここ数十年で、飲食や菓子、化粧品といった多様な市場に広島レモンが波及し、全国に広島県=広島レモンのイメージを強化させた。本研究では、その要因をすでに解明されている組織の視点だけでなく、生産者と消費者の相互関係に着目して、どのような点がどのように受け入れられて拡大していったのかを明らかにする。その際に、新しい製品・サービスの普及過程の説明に用いられるイノベーション普及理論を援用して、関係者のインタビューと二次資料で調査する。
後藤紅葉:エシカルファッションのビジネスモデルの検討
近年、ファッションの幅が大きく広がり、ファッション製品の多くがファストファッションで占められるようになった。その生産過程では健康被害や環境汚染をもたらした。こうした中ファストファッションに対抗し労働問題や社会問題、環境問題に配慮して生産されたエシカルファッションが広がりつつある。エシカルファッションは生産と売り上げ規模はファストファッションに比べると極めて小さい。そこで本研究ではエシカルファッションがファストファッションのような市場規模にならない要因を明らかにし、エシカルファッションが成長するためのビジネスモデルを検討する。
大西あむる:「愛着意識から捉える人にとって家とは」
本研究では空き家問題を愛着意識など「感情」の観点から捉える。人は家に愛着を持つ。また、家は自己アイデンティティの一部となり、その家を手放す状況に陥ったとき、人々は自己喪失を引き起こすかもしれない。本研究ではそのように愛着のある家を強制的に手放さなければならない状況に陥ったときの感情のケア方法について調査する。
加藤葵:(欠席)
齋藤翼:少人数のチームが強くなる方法を心理的安全性の観点から探る
世の中には、大人数のチームもあれば、少人数のチームもある。人数が多いチームでは、メンバー間の競争が激しい事や、そもそも人数が多い事から、ある程度のポテンシャルを持ったメンバーが少人数のチームよりは揃うと考えられる。その中で、少人数のチームであっても、心理的安全性を生かし、組織として強く結果を出す事の出来る可能性を考える。
園山さやか:創造性が消費者行動に与える影響ピンク華麗を事例とした購買意向の分析
本研究では、高い創造性を持つ商品が購買にどのように影響を与えるのかを明らかにすることを目的とする。具体的には、消費者が商品を選ぶ際に創造性の評価軸である「新規性」と「有意味性」が果たす役割を検証する。その際、消費者行動論やライフスタイル分析の視点を取り入れ、消費者心理や行動の背後にある動機を探る。また、「華貴婦人」のピンク華麗に関するアンケート調査を実施し購買意向との関連性を分析する。
本研究の成果として、高い創造性を持つ商品やサービスが市場で成功するための戦略的な提案を行うことを目指す。企業が商品開発やマーケティング戦略を立案するときに、創造性が消費者の購買行動をどのように促進するのかを示す指針を提供する。また、消費者が創造性をどのように認識し、それが購買の意思決定にどのように影響するかを解明することで、学術的な知見を深めることにも貢献する。
中嶋亜里紗:
ハンドメイド市場は、ECサイト「minne」や「Creema」の普及により拡大し、作り手が増加している。しかし、初心者が多い市場では、「どうすれば売れるか分からない」という課題が浮き彫りになっており、販売活動における知識不足が指摘されている。特に、作り手の想いやストーリー性を伝える重要性が高まる一方で、オンラインという特性がその価値伝達を難しくしている。本研究では、顧客がハンドメイド商品や作家にどのようにして価値を抱いているか探り、作家の顧客獲得の一助となることを目指す。
中西鈴音:ホストの会話から見る言語的コミュニケーション技術 (欠席)
本研究では、ホストクラブにおける言語的コミュニケーション技術がどのように顧客行動に影響を与えるかを調査し、言語的コミュニケーションと説得の原理の機能を明らかにすることを目的としています。売上上位ホストと新人ホストの会話技術を比較し、Cialdini(1991)の説得の6の原理では説明しきれない要素を「自己拡張の原理」として提案しました。その新たな原理を通じて、他業界 への応用可能性を示し、営業技術に関する新たな視点を提案しています。
増田比奈:災害時の買い控え行動を抑制する方法
災害が発生すると、風評被害による買い控え行動が発生する。買い控え行動は、経済的被害であり災害地に大きな影響を与える。それを抑制するために、消費者の心理的要因に着目し、定性調査を行い分析していく。
森田真央:カプセルトイの不確実性と快楽要素が消費行動に与える影響について
カプセルトイは、シンプルな仕組みでありながら、その魅力と消費行動には深い心理的なメカニズムが潜んでいると考える。本研究は、カプセルトイの人気の背景を「快楽消費」「不確実性」「選択のパラドックス」の3つの観点に基づいて検討し、それらがカプセルトイとどのように関係しているのか分析する。
李ジュンソ(リジュンソ):鳥取の伝統文化観光 WEB サイト (欠席)
地域の優れた伝統文化を観光客ニースに合わせて伝えるWEB サイトを開発・展開することで、地域に新しい付加価値を生み出すことを狙う研究をしている。本研究の目的は、潜在的な外国人観光客に地域固有の伝統文化の魅力を、WEBサイトを通して伝えることで、彼らの直接訪問を促すことである。また、訪日した外国人観光客が情報発信することでまたより多くの人が地域に関心を抱けば、地域の伝統文化が守られ、地域の活性化にも繋がることが期待される。
4年生卒論中間報告会参加しました
学部で毎年儀式のように実施している4年生の卒論中間報告会に当ゼミの4年生も参加しました。この報告会は果たして一体何を目的としているのかはともかく、結果的に設定されたこのマイルストーンに合わせて4年生は皆それなりによくやってきたと思います。特に今年度はそれなりに深く考えられているものも多く、報告内容は例年にもまして充実していたように見受けられます。 この調子で進めてもらえればと思います。また別途、他ゼミとの合同ゼミなどを企画していきたいと思います。
夏の卒論研究中間報告会しました
4年生卒業式にいどみました
3月20日に本学の卒業式があり、そこに当ゼミ4年生もいどみました。 4年生はここまで大変ご苦労様でした。上段左から、新妻さん、北側さん、高井さん、忠津さん、岡崎さん、今井さん、佐藤さん、下段左から、行廣くん、私、斎藤くん、南くん。 皆さんのさらなるこれからの成長を心より願っています。
高井さんが学部最優秀成績者として表彰されました。 本当にすごいです。
ゼミ卒業生集まりました。
6年ほど前に卒業したゼミ生が同窓会をし、私も呼ばれました。大江ノ郷自然牧場の山崎くんとりまとめのもと、この代(確か)10人中7人が神戸に集まりました(写真の順に上段左から森くん、猪股くん、花本くん、下段左から山崎くん、石坂くん、井上さん、太田さん。彼ら以外には確か藤田くん、吉村くん、森さんがいますがあいにく未参加です)。わざわざ皆、遠いところからよく集まったと思います。皆元気でよかったです。この代は特別ムダに結束力があります。
4年生ー3年生ゼミをしました
4年生も卒論を提出し終わった2月6日(火)、次に卒論を書く3年生に向けて、4年生から各自の卒論研究の内容と、その経験について語ってもらう機会を設けました。
他のゼミや大学では当然かもしれませんが、あいにく当ゼミは4年生と3年生がそれぞれ比較的多く、かつ取り組んでいる内容も大きく異なるために、同じ磯野ゼミであっても4年生と3年生が交わることはほとんどありません。 そのために今回のような4年生と3年生との「合同」ゼミは恐らくこの代ではほとんど初めてであったと思います。私からすれば当然ながら4年生3年生とも馴染みのある顔ぶれですが、集まったゼミ生からすればちょっと、あるいはかなり特別感のある機会となったようで、妙な緊張感が生まれました。これは良くもあり悪くもありです。これからはもう少し頻繁にこのような機会をつくっていきたいと思います。
それはそれで、4年生からの卒論研究の経験は、これから取り組む3年生にとって参考になったのではないかと思います。皆、思いの外、真剣に聞くこととなりました。またその彼らの卒論研究の経験談は私にとっても興味深いものでした。 4年生もこのほぼ1年間の自らの卒論に取り組んだという経験を、ぜひ今後のキャリアに活かしてもらいたいと思います。
このゼミに参加した4年生3年生は大変ご苦労様でした。
4年生が竹内ゼミと合同ゼミしました
昨日の11月29日(水)午後、4年生が竹内ゼミとの合同ゼミにのぞみ、卒論研究の進捗状況をレビューしました。1時から6時半過ぎまで、途中休憩なしの長丁場となり皆疲れ果てたかと思います。お疲れ様でした。 ある程度ひとりづつしっかりしようとするとどうしても時間がかかります。 だいぶ進捗状況にばらつきがあることがよく分かりましたが、いずれにしてもあと2ヶ月、悔いのないところまで仕上げてもらえればと思います。 また1月の末か2月の頭あたりに竹内ゼミとの合同ゼミとして最終報告会を持つ予定です。
4年生高井さん忠津さん学会報告しました
4年生学部中間報告に臨みました
公開で4年生卒論研究中間レビューをします
6月27日(火)、当ゼミ4年生の卒論中間報告会を、鳥取市役所2Fの多目的室#3で、公開でおこないます。
時間は12:00〜16:00です(内容によっては予定よりも早く終わることもあります)。
ごく普通の通常のゼミですが、公開としますので、誰でも参加してもらえます。途中入退室可能です。
当ゼミはマーケティングをテーマとしていますので、そのような分野に関心のある人はもちろん、ただ漠然と4年生のゼミではどのようなことをやっているのかの感じをつかみたいというだけでも構いません。関心あり時間があればご遠慮なく参加してください。ただ特にお構いできるわけではありませんのでご了承ください。
ただまだ卒論研究の初期段階なので、ある程度進んでいる人もいますが、まだテーマもおぼつかない人もいます。
いつものゼミ4年生の雰囲気です
今のところの各人の論文テーマは...
北川さん:擬人化
今井さん:本能、直感
忠津さん:サードプレイス
高井さん:顧客の過度な要求
卯田くん:服の流行
行廣くん:サウナ
斉藤くん:お土産(修正予定)
南くん:詐欺問題
岡崎さん:スティグマ
新妻さん:福島復興
・・・これからBuild-upされます。
4年生中間報告会で報告終えました
先日の11月5日(土)、学部主催の4年生卒論中間報告会があり、そこで当ゼミ4年生も無事、報告を終えました。進捗状況にはばらつきがありますが、ともかくもとりあえずはここで報告できてよかったと思っています。これから卒論研究は山場となります。各自、ぜひ自身が選んだテーマをできるだけ深く追求してもらいたいと思っています。1月末に提出予定で、その後2月に卒論報告会を企画するつもりでいます。
桃谷先生に参加いただき特別ゼミもちました
10月1日(土)、大学院・4年生特別ゼミとして、経営コンサルタントの桃谷修司先生にご参加いただき、大学院生と4年生の修論・卒論中間報告・レビューをおこないました。連続4時間超、一人当たり30分程とやや長丁場のゼミとなりました。普段のゼミはどうしても私だけからのコメントになってしまう中、桃谷さんならではのより実践的な観点からのコメントは、大学院生、4年生ともにとって、大きな刺激になったと思います。これを機に、これからの後期に向けて各自の論文における議論の展開をさらにより良いものにしてもらいたく思っています。桃谷さんにはこの度遥々鳥取にお越しいただいてのご参加ご協力いただきました。深く感謝いたします。
4年生卒業しました;院生修了しました。
先日の学位授与式(卒業式・院修了式)をもって、ほとんどの4年生と院2年生がそれぞれ卒業・修了しました。一部はこれから卒業の予定となりますが、もう一息頑張ってください。卒業・修了は大きなステップですが、当然ながらこれからのキャリアをいかに築くかがさらに重要になります。皆さんの今後の活躍を期待しています。
鳥大馬場ゼミと合同卒論報告会持ちました
2月9日(水)の午後、4年ゼミ生が、鳥取大学地域学部の馬場ゼミ生と、合同での卒論報告会を持ちました。卒論自体は先週までに全員提出済みです。
何はともあれ、ゼミ生全員が卒論提出と最終報告にまでこぎつけることができたことはよかったと思います。 卒論のクオリティ自体は、最後まで気になるものもいくつかありましたが、それはまた自分自身が自覚してもらえていればと思います。今回の報告は、中身よりは大分立派に聞こえました。指導していると、細部が気になるのかもしれません。
各自の卒論研究を通して、自ら選んだ一つのテーマを深く考え抜くことの難しさと面白さを知ることが、この4年生ゼミの目的でした。その過程はそれぞれ異なりますが、皆がその目的を達成していればと思います。
4年生卒論研究中間報告会に臨みました
11月3日(水)、当ゼミ生全員が無事に、本学4年生卒論中間報告会で各自の報告をすることができました。 中身はともかく、まずは一つの関門を乗り越えたと言っていいと思います。中身も、今日に至るまでには正直、大分まずいように思っていたものもありましたが、結果的には皆、それぞれなんとかまとまってきたかと思います。これから12月にかけては、とにかく調査と考察をしっかりと進めてください。
各自の研究テーマ:
薮田さん:「水族館ビジネスにおけるイノベーションの発展」
稲寄くん:「組織存続のための神楽の観光化」
池内さん:「Web限定で販売をおこなっているアパレルブランドの経営戦略」
坂井くん:「マイナースポーツ発展の可能性ー日本におけるディスクゴルフの普及戦略」
秋國くん:「服装と性格の関係」
宮崎くん:「地産地消を推進する地方地域での起業の可能性」
スマホを向けるととりあえずピースをする姿勢はすごいです。
鳥取大学馬場ゼミと4年生合同ゼミ持ちました
昨日の10月15日(金)午後、鳥取大学地域学部馬場ゼミと、4年生の合同ゼミを行いました。当ゼミにとって、他大学との合同ゼミは初めての試みとなり、私自身、研究テーマやアプローチについてどのような違いがあるのか興味がありましたが、良い意味で両ゼミとも関心を持つテーマの分野はそれほど変わらず、アプローチもまた、大きな異なりがあるわけではないように思え、それがかえって新鮮でした。あいにく参加した学生は限られたものとなりましたが、お互いに大いに刺激になったのではないかと思います。今回を機に、さらに各自の研究を進めていってもらえればと思っています。
卒論報告会しました
2020年2月4日(火)の11:00〜17:30に環境大学イノベーション小屋にて、卒論報告会として、竹内ゼミ・中尾ゼミとの合同ゼミをおこないました。今まで4年生ゼミで中間報告会はしてきましたが、最終の報告会は初めての試みでしたが、やはり最後にどのような研究に落ち着いたのかを皆でレビューするのは有意義だったと思います。最終の報告会であったにもかかわらず、ほとんどの研究報告に対して、特に私は色々と修正すべき点を指摘しましたが、振り返ってみてやや言い過ぎたかなとも思います。しかし卒論は各自のアイデアであって、別に卒論として提出した後も、考え続け発展させても当然いいものです。もし機会があればぜひ見直してもらえればと思います。いずれにしても報告した人はご苦労様でした。この1年間しっかり考え抜いた人は、それなりに成長しているはずです。自信を持ってくれればと思います。
TakeIsoJointZemi2020 1.pdf (223,3 kB)
竹内ゼミと合同ゼミします。
今週水曜の8月1日、12:00ー19:00程度で、教育研究棟4階#4403にて、竹内ゼミと磯野ゼミの合同ゼミとして、4年生卒論進捗報告会を行います。参加自由、入退室自由です。
2018年度4年生 卒業論文
白椛若菜 「後継者育成からみえる伝統的工芸品産業の新たな振興策の可能性」
大澤凌太 「伝統的工芸品としての倉吉絣・弓浜絣のノスタルジア的便益による消費」
池本さなえ 「鳥取県の地場伝統産業「倉吉絣」からみえる組織存続のための誘因」
白井寛之 「ライフコース視点での生涯スポーツの消費文化〜弓道における自己実現と消費行動の関係性〜」
臼木皓亮 「ライフスタイル概念から見る漫画市場〜百合漫画市場に存在する読者のライフスタイル像についての考察〜」
筒井圭祐 「ご当地ラーメンブランドの確立〜鳥取県中部の鳥取牛骨ラーメン〜」
財津宗冶 「コンビニにおける高級PB商品」
尾崎千尋 「コンテンツツーリズムが引き起こす地域活性化〜鳥取県岩美町を例に挙げて〜」
松田凪沙 「温泉地のブランディング〜鳥取県米子市皆生温泉を例に〜」
谷脇梨穂子 「古着に対する消費者行動と消費者心理」
尾崎愛望 「伝統的工芸品産業における分業制のあり方〜山陰の織物産業を例に〜」
(提出順)
高井ゼミと合同ゼミをしました
7月22日(日)、ゼミ4年生が、まちなかキャンパスにて、高井ゼミと合同ゼミをしました。学生は高井ゼミから7人、磯野ゼミから11人の計18人が参加、教員は高井先生と磯野の2人が参加、計20人の参加となりました。時間は午前の10:30から始めて途中1時間の昼休憩を挟み、終わりは当初は5:30頃を目指していましたが、結局午後の7:30となりました。学生計18人の報告でありながら、割と一人当たりの報告と質疑の時間はそれなりに確保され、それ故に午前中から始めながら、夜までかかりました。
前期末のこの時点で、それなりに進んでいる人もいれば、テーマもまだ、十分に設定できていない人もいます。遅れている人はとにかくこれからの夏休みの時間を有意義に使って進めてもらいたく思います。後期が始まる10月すぎには、調査を進めることができるようになることが理想です。
卒論研究とは、大学4年間の学びの最後の段階に位置するもので、それ故に最も難易度も高いものです。従って誰しもがスムーズに進めることのできるものではなく、むしろ多くの人はテーマ選択や調査背景や目的設定から迷い悩むものではないかと思います。それも重要な学びの過程であり、ぜひ積極的に悩み、考え抜き、乗り越えてもらいたく思います。
次のマイルストーンは、11月の学内中間報告会です。まずはそこでそれなりのクオリティのものを報告できるように、進めていって下さい。
2017年度 4年生卒論
石田夕稀「消費文化論から見た地方イベントの意義」
岩田直樹「ふるさとワーキングホリデー参加者の購買意思決定プロセス」
漆畑太朗「自営業者の企業プロセスにおける欲求変化とそれをもたらす要因
矢野志佳「鳥取市中心市街地における顧客のニーズ分析」
岸本愛生「鳥取商店街個店のマーケティング分析」
新家翔太「経営者のビジョンが商店街の活性化に与える影響」
須賀泰一朗「美容師の離職と自己実現欲求の関連性」
このうち、石田さん、漆畑くん、矢野さん、岸本さん、新家くんのものは、そのテーマから、報告書「鳥取市中心市街地商店街に関する基礎調査ー個店と顧客とまちなかとー」としてまとめました。本報告書は、本学図書館、本学まちなかキャンパスの開架にあり、自由に読んで頂けます。
Machi Res Sum Intro 2017 2.pdf (474354)
2017年度 4年生ゼミupdate
2017年12月22日現在、4年生の卒論テーマは次の通りです。年明けの1月9日に中心市街地活性化協議会に4年生卒論研究のレビューを頂く予定にしています。
(まちなか関係)
ー「消費文化論から見た地方イベントの意義」 石田さん
ー「鳥取商店街個店のマーケティング分析」 岸本さん
ー「経営者のビジョンが商店街の活性化に与える影響」 新家くん
ー「鳥取市中心市街地における顧客ニーズ分析」 矢野さん
(まちなか以外)
ー「ふるさとワーキングホリデー参加者のニーズ調査」 岩田くん
ー「自営業者の起業プロセスにおける欲求変化とそれをもたらす要因」 漆畑くん
ー「美容師の離職と自己実現欲求の関連性」 須賀くん
2017年度 4年生ゼミ Seminar for Senior
2017年度は、大きくは「鳥取市まちなか商店街活性化のための基礎調査」を共通テーマとして、そのもとでの各自の関心に応じた研究を進めています。 まだこれからどのようになるか流動的ですが、今のところ、そのもとでの各自のテーマとして、次があげられています。
2017年度 公立鳥取環境大学経営学部磯野研究室
鳥取市まちなか商店街活性化のための基礎的調査
はじめに
<まちなか事業者に関して>
1 まちなか商店街で成功するために
ー地方のまちなかにおける事業成果の規定要因
2 まちなか商店街の新規事業者
ー地方のまちなか商店街に加わりたい事業者の像
3 誰がまちなか商店街を支えているのか
ーまちなか商店街の事業者像分類
<まちなか消費者に関して>
1 期待されるまちなか商店街
ー地方のまちなか商店街に期待する消費者の像
2 まちなかイベントの意義再考
ー消費文化論から見た地方イベントの意義
3 地方での定住支援のあり方
ー効果的な定住支援策とは
おわりに
2016 4年生ゼミ Seminor for Senior
研究テーマ:
マーケティング、新製品開発、ブランド、プロモーション、デザインマネジメント
目標:
長期的なキャリアを支える企画力、戦略立案力、仮説構築力を身につける。
顧客理解力を身につける。
基本的なマーケティング関連理論の理解をもとに、その実践的応用を学ぶ。
キャリアのイメージ:
小売、メーカーなどの企画職・マーケティング職(企画営業なども含む)
国公立経営学系大学院進学
活動:
各自の関心テーマに関する卒論研究
(マーケティング、商品開発、ブランド、デザイン、消費者行動など)
2015 4年生卒論
茂木裕美「鳥取の日本酒産業における組合の役割」
多くの小規模酒蔵から構成される県内日本酒業界の今後の成長のために、酒蔵共同組織である鳥取酒造組合に注目し、それが果たすべく役割を、定性調査にとよって考察した。
西垣祐美「『ほほうるる』のブランドエクイティ」
県内の化粧品メーカーであるシャルビー社の主力製品オールインワン・スキンケア・ジェルクリーム「ほほうるる」について、ブランド理論に基づき、消費者がブランドを認知しロイヤルティを持つまでのプロセスを調べ、その今後の成長課題を特定し、対策案を提案した。
安田健一郎「鳥取県の梨とその加工品のブランド化」
鳥取県農産出荷額2位の日本梨に注目し、主にブランド理論に依拠し、業界の専門家を対象とした定性インタビュー調査によって、その課題を特定し対策案の提案を行った。
藤谷帆花「ゆるキャラを使った効果的なブランディング」
鳥取県青年会議所との共同で行った青年会議所ブランドキャラクター(ゆるキャラ「きのぴょん」)の作成・提案経験を踏まえ、効果的なブランドキャラクターとして確立されるための条件について、ブランドキャラクターに関する理論、アナロジーに関する理論に依拠し、事例調査によって考察し提案した。
小田原誠「清酒業界の成長にあたっての中小企業の役割」
多くの中小規模酒蔵から構成される日本酒業界の今後の成長のために、マーケティングの基本的理論であるSTP, 4Pに依拠し、新政酒造株式会社、有限会社西本酒場を対象とした事例調査によって、そのSTP、4P活用の意義を考察した。
黒川真結「株式会社ルピシアのフレーバードティのイノベーションと消費者行動について」
ルピシア社のフレーバードティは紅茶や緑茶のカテゴリーを超えた茶葉飲料であり、一種のイノベーションとして捉えることができる。そのような全く新しい製品を消費者はいかに知覚し、関心を抱き、購買に至るのか、またどのような消費者がそのような製品に対して特に敏感に反応するのかについて、イノベーター理論に依拠し、消費者アンケート調査によって調べ、その知見を導いた。
阿久根正剛「環境配慮型商品のマーケティング戦略の立案」
環境配慮型製品のうち、高い需要を維持しているもの、低い需要のままで止まっているものの違いはどこにあるのかについて、消費者行動論の多属性態度モデルなどを用いて調べた。
2014 4年生卒論研究テーマ
「地域ブランドのあり方と島根県における地域ブランディング分析」 伊藤拓弥
「中食市場機会の特定」 大家長将
「アマチュアスポーツクラブにおけるリーダーシップ」 梶川淳司
「鳥取環境大学の広報戦略分析」 加納雄大
「ペット市場における消費者セグメンテーション」 木下諒哉
「寿スピリッツが地方からいかにして全国展開していくことができたのか」 関谷文香
「リサイクル企業、古物商の戦略分析」 坪井小次郎
「中堅卸売業の成長要因とその役割」 平井由紀乃