夏の卒論研究中間報告会しました

7月29日(月)午後、本学学生センター2Fにて当ゼミの夏の卒論研究中間報告会を実施しました。
今回はアドバイザーとして、当大学院ゼミを主席で出られた元新日本海新聞社の和田先生にご参加いただきました。
それぞれの進捗状況は違いますが、まずは皆それなりによくまとめて来れたと思います。
和田さんからもよく褒められていました。これから夏休み期間に入りますが、この調子で進めてもらえればと思います。
和田さんにはこの度ご協力いただき、大変ありがとうございました。
 
 
 

4年生卒業式にいどみました

 3月20日に本学の卒業式があり、そこに当ゼミ4年生もいどみました。 4年生はここまで大変ご苦労様でした。上段左から、新妻さん、北側さん、高井さん、忠津さん、岡崎さん、今井さん、佐藤さん、下段左から、行廣くん、私、斎藤くん、南くん。 皆さんのさらなるこれからの成長を心より願っています。 

高井さんが学部最優秀成績者として表彰されました。 本当にすごいです。

ゼミ卒業生集まりました。 

6年ほど前に卒業したゼミ生が同窓会をし、私も呼ばれました。大江ノ郷自然牧場の山崎くんとりまとめのもと、この代(確か)10人中7人が神戸に集まりました(写真の順に上段左から森くん、猪股くん、花本くん、下段左から山崎くん、石坂くん、井上さん、太田さん。彼ら以外には確か藤田くん、吉村くん、森さんがいますがあいにく未参加です)。わざわざ皆、遠いところからよく集まったと思います。皆元気でよかったです。この代は特別ムダに結束力があります。

4年生ー3年生ゼミをしました 

4年生も卒論を提出し終わった2月6日(火)、次に卒論を書く3年生に向けて、4年生から各自の卒論研究の内容と、その経験について語ってもらう機会を設けました。 

他のゼミや大学では当然かもしれませんが、あいにく当ゼミは4年生と3年生がそれぞれ比較的多く、かつ取り組んでいる内容も大きく異なるために、同じ磯野ゼミであっても4年生と3年生が交わることはほとんどありません。 そのために今回のような4年生と3年生との「合同」ゼミは恐らくこの代ではほとんど初めてであったと思います。私からすれば当然ながら4年生3年生とも馴染みのある顔ぶれですが、集まったゼミ生からすればちょっと、あるいはかなり特別感のある機会となったようで、妙な緊張感が生まれました。これは良くもあり悪くもありです。これからはもう少し頻繁にこのような機会をつくっていきたいと思います。 

それはそれで、4年生からの卒論研究の経験は、これから取り組む3年生にとって参考になったのではないかと思います。皆、思いの外、真剣に聞くこととなりました。またその彼らの卒論研究の経験談は私にとっても興味深いものでした。 4年生もこのほぼ1年間の自らの卒論に取り組んだという経験を、ぜひ今後のキャリアに活かしてもらいたいと思います。 

このゼミに参加した4年生3年生は大変ご苦労様でした。

4年生が竹内ゼミと合同ゼミしました 

昨日の11月29日(水)午後、4年生が竹内ゼミとの合同ゼミにのぞみ、卒論研究の進捗状況をレビューしました。1時から6時半過ぎまで、途中休憩なしの長丁場となり皆疲れ果てたかと思います。お疲れ様でした。 ある程度ひとりづつしっかりしようとするとどうしても時間がかかります。 だいぶ進捗状況にばらつきがあることがよく分かりましたが、いずれにしてもあと2ヶ月、悔いのないところまで仕上げてもらえればと思います。 また1月の末か2月の頭あたりに竹内ゼミとの合同ゼミとして最終報告会を持つ予定です。

4年生高井さん忠津さん学会報告しました

11月11日(土)、今年度の日本デザイン学会秋季企画大会が関東学院大学横浜・関内キャンパスにて開催され、そこで磯野ゼミ4年生の高井さんと忠津さんがそれぞれ、今卒論研究として進めている研究内容を報告しました。
高井さんは「漫画家の成功要因」をテーマとした研究報告を行いました。会場からは、実務家の方からここで導かれた知見はクリエイティブ全体にも応用できるのではないかなどのような、多くの貴重なご質問やアドバイスをいただきました。忠津さんは、「感覚としてのサードプレイスとその要因」をテーマとした研究報告を行いました。会場からは、研究者の方からオンライン上やコミュニティ内でのサードプレイス感もあり得るのではないかなどのやはり多くの貴重なご質問やアドバイスをいただきました。
今回ここで得られたそのような貴重なアドバイスやディスカッションをもとに、さらに研究を進めていく予定です。

4年生学部中間報告に臨みました

昨日の11月3日(金)、当ゼミ4年生10人が、学部の中間卒論報告会にて、無事各自の進捗状況を報告しました。
今年度は特に人によりその進捗状況に大きな差がありますが、とりあえずは卒論提出要件であるこの中間報告ができたことは良かったと思っています。ただ遅れている人はもちろんのこと、皆これから残された時間でどこまで詰めることができるかが重要になります。気を抜かずに進めてもらいたく思っています。

公開で4年生卒論研究中間レビューをします

6月27日(火)、当ゼミ4年生の卒論中間報告会を、鳥取市役所2Fの多目的室#3で、公開でおこないます。

時間は12:00〜16:00です(内容によっては予定よりも早く終わることもあります)。

ごく普通の通常のゼミですが、公開としますので、誰でも参加してもらえます。途中入退室可能です。

当ゼミはマーケティングをテーマとしていますので、そのような分野に関心のある人はもちろん、ただ漠然と4年生のゼミではどのようなことをやっているのかの感じをつかみたいというだけでも構いません。関心あり時間があればご遠慮なく参加してください。ただ特にお構いできるわけではありませんのでご了承ください。

ただまだ卒論研究の初期段階なので、ある程度進んでいる人もいますが、まだテーマもおぼつかない人もいます。

 

いつものゼミ4年生の雰囲気です

今のところの各人の論文テーマは... 

北川さん:擬人化 

今井さん:本能、直感 

忠津さん:サードプレイス 

高井さん:顧客の過度な要求

卯田くん:服の流行 

行廣くん:サウナ 

斉藤くん:お土産(修正予定) 

南くん:詐欺問題 

岡崎さん:スティグマ

新妻さん:福島復興

 ・・・これからBuild-upされます。

4年生中間報告会で報告終えました

先日の11月5日(土)、学部主催の4年生卒論中間報告会があり、そこで当ゼミ4年生も無事、報告を終えました。進捗状況にはばらつきがありますが、ともかくもとりあえずはここで報告できてよかったと思っています。これから卒論研究は山場となります。各自、ぜひ自身が選んだテーマをできるだけ深く追求してもらいたいと思っています。1月末に提出予定で、その後2月に卒論報告会を企画するつもりでいます。

 

桃谷先生に参加いただき特別ゼミもちました 

10月1日(土)、大学院・4年生特別ゼミとして、経営コンサルタントの桃谷修司先生にご参加いただき、大学院生と4年生の修論・卒論中間報告・レビューをおこないました。連続4時間超、一人当たり30分程とやや長丁場のゼミとなりました。普段のゼミはどうしても私だけからのコメントになってしまう中、桃谷さんならではのより実践的な観点からのコメントは、大学院生、4年生ともにとって、大きな刺激になったと思います。これを機に、これからの後期に向けて各自の論文における議論の展開をさらにより良いものにしてもらいたく思っています。桃谷さんにはこの度遥々鳥取にお越しいただいてのご参加ご協力いただきました。深く感謝いたします。

4年生卒業しました;院生修了しました。 

先日の学位授与式(卒業式・院修了式)をもって、ほとんどの4年生と院2年生がそれぞれ卒業・修了しました。一部はこれから卒業の予定となりますが、もう一息頑張ってください。卒業・修了は大きなステップですが、当然ながらこれからのキャリアをいかに築くかがさらに重要になります。皆さんの今後の活躍を期待しています。

鳥大馬場ゼミと合同卒論報告会持ちました 

2月9日(水)の午後、4年ゼミ生が、鳥取大学地域学部の馬場ゼミ生と、合同での卒論報告会を持ちました。卒論自体は先週までに全員提出済みです。

何はともあれ、ゼミ生全員が卒論提出と最終報告にまでこぎつけることができたことはよかったと思います。 卒論のクオリティ自体は、最後まで気になるものもいくつかありましたが、それはまた自分自身が自覚してもらえていればと思います。今回の報告は、中身よりは大分立派に聞こえました。指導していると、細部が気になるのかもしれません。

各自の卒論研究を通して、自ら選んだ一つのテーマを深く考え抜くことの難しさと面白さを知ることが、この4年生ゼミの目的でした。その過程はそれぞれ異なりますが、皆がその目的を達成していればと思います。

4年生卒論研究中間報告会に臨みました

 11月3日(水)、当ゼミ生全員が無事に、本学4年生卒論中間報告会で各自の報告をすることができました。 中身はともかく、まずは一つの関門を乗り越えたと言っていいと思います。中身も、今日に至るまでには正直、大分まずいように思っていたものもありましたが、結果的には皆、それぞれなんとかまとまってきたかと思います。これから12月にかけては、とにかく調査と考察をしっかりと進めてください。 

各自の研究テーマ: 

薮田さん:「水族館ビジネスにおけるイノベーションの発展」 

稲寄くん:「組織存続のための神楽の観光化」

 池内さん:「Web限定で販売をおこなっているアパレルブランドの経営戦略」 

坂井くん:「マイナースポーツ発展の可能性ー日本におけるディスクゴルフの普及戦略」 

秋國くん:「服装と性格の関係」 

宮崎くん:「地産地消を推進する地方地域での起業の可能性」

スマホを向けるととりあえずピースをする姿勢はすごいです。

鳥取大学馬場ゼミと4年生合同ゼミ持ちました

昨日の10月15日(金)午後、鳥取大学地域学部馬場ゼミと、4年生の合同ゼミを行いました。当ゼミにとって、他大学との合同ゼミは初めての試みとなり、私自身、研究テーマやアプローチについてどのような違いがあるのか興味がありましたが、良い意味で両ゼミとも関心を持つテーマの分野はそれほど変わらず、アプローチもまた、大きな異なりがあるわけではないように思え、それがかえって新鮮でした。あいにく参加した学生は限られたものとなりましたが、お互いに大いに刺激になったのではないかと思います。今回を機に、さらに各自の研究を進めていってもらえればと思っています。

卒論報告会しました

2020年2月4日(火)の11:00〜17:30に環境大学イノベーション小屋にて、卒論報告会として、竹内ゼミ・中尾ゼミとの合同ゼミをおこないました。今まで4年生ゼミで中間報告会はしてきましたが、最終の報告会は初めての試みでしたが、やはり最後にどのような研究に落ち着いたのかを皆でレビューするのは有意義だったと思います。最終の報告会であったにもかかわらず、ほとんどの研究報告に対して、特に私は色々と修正すべき点を指摘しましたが、振り返ってみてやや言い過ぎたかなとも思います。しかし卒論は各自のアイデアであって、別に卒論として提出した後も、考え続け発展させても当然いいものです。もし機会があればぜひ見直してもらえればと思います。いずれにしても報告した人はご苦労様でした。この1年間しっかり考え抜いた人は、それなりに成長しているはずです。自信を持ってくれればと思います。

TakeIsoJointZemi2020 1.pdf (223,3 kB)

 

竹内ゼミと合同ゼミします。

今週水曜の8月1日、12:00ー19:00程度で、教育研究棟4階#4403にて、竹内ゼミと磯野ゼミの合同ゼミとして、4年生卒論進捗報告会を行います。参加自由、入退室自由です。

TakeIsoJointZemi2019 2.pdf (302909)

2018年度4年生 卒業論文

白椛若菜 「後継者育成からみえる伝統的工芸品産業の新たな振興策の可能性」

大澤凌太 「伝統的工芸品としての倉吉絣・弓浜絣のノスタルジア的便益による消費」 

池本さなえ 「鳥取県の地場伝統産業「倉吉絣」からみえる組織存続のための誘因」 

白井寛之 「ライフコース視点での生涯スポーツの消費文化〜弓道における自己実現と消費行動の関係性〜」 

臼木皓亮 「ライフスタイル概念から見る漫画市場〜百合漫画市場に存在する読者のライフスタイル像についての考察〜」 

筒井圭祐 「ご当地ラーメンブランドの確立〜鳥取県中部の鳥取牛骨ラーメン〜」 

財津宗冶 「コンビニにおける高級PB商品」 

尾崎千尋 「コンテンツツーリズムが引き起こす地域活性化〜鳥取県岩美町を例に挙げて〜」 

松田凪沙 「温泉地のブランディング〜鳥取県米子市皆生温泉を例に〜」 

谷脇梨穂子 「古着に対する消費者行動と消費者心理」 

尾崎愛望 「伝統的工芸品産業における分業制のあり方〜山陰の織物産業を例に〜」

(提出順)  

 

 

高井ゼミと合同ゼミをしました 

7月22日(日)、ゼミ4年生が、まちなかキャンパスにて、高井ゼミと合同ゼミをしました。学生は高井ゼミから7人、磯野ゼミから11人の計18人が参加、教員は高井先生と磯野の2人が参加、計20人の参加となりました。時間は午前の10:30から始めて途中1時間の昼休憩を挟み、終わりは当初は5:30頃を目指していましたが、結局午後の7:30となりました。学生計18人の報告でありながら、割と一人当たりの報告と質疑の時間はそれなりに確保され、それ故に午前中から始めながら、夜までかかりました。 

前期末のこの時点で、それなりに進んでいる人もいれば、テーマもまだ、十分に設定できていない人もいます。遅れている人はとにかくこれからの夏休みの時間を有意義に使って進めてもらいたく思います。後期が始まる10月すぎには、調査を進めることができるようになることが理想です。

卒論研究とは、大学4年間の学びの最後の段階に位置するもので、それ故に最も難易度も高いものです。従って誰しもがスムーズに進めることのできるものではなく、むしろ多くの人はテーマ選択や調査背景や目的設定から迷い悩むものではないかと思います。それも重要な学びの過程であり、ぜひ積極的に悩み、考え抜き、乗り越えてもらいたく思います。

次のマイルストーンは、11月の学内中間報告会です。まずはそこでそれなりのクオリティのものを報告できるように、進めていって下さい。 

2017年度 4年生卒論

石田夕稀「消費文化論から見た地方イベントの意義」

岩田直樹「ふるさとワーキングホリデー参加者の購買意思決定プロセス」

漆畑太朗「自営業者の企業プロセスにおける欲求変化とそれをもたらす要因

矢野志佳「鳥取市中心市街地における顧客のニーズ分析」 

岸本愛生「鳥取商店街個店のマーケティング分析」

新家翔太「経営者のビジョンが商店街の活性化に与える影響」 

須賀泰一朗「美容師の離職と自己実現欲求の関連性」

 

このうち、石田さん、漆畑くん、矢野さん、岸本さん、新家くんのものは、そのテーマから、報告書「鳥取市中心市街地商店街に関する基礎調査ー個店と顧客とまちなかとー」としてまとめました。本報告書は、本学図書館、本学まちなかキャンパスの開架にあり、自由に読んで頂けます。

Machi Res Sum Intro 2017 2.pdf (474354)

 

4年生がまちなか専門家の方に卒論研究についてレビュー頂きました

10/01/2018 17:35

先日の1月9日午後、まちなかキャンパスにて、当ゼミ4年生が、中心市街地活性化協議会協議会、鳥取市、JR西日本の方々に、まちなか関係をテーマとした卒業論文研究についてレビュー頂き、ディスカッションしました。レビュー頂いた卒論研究テーマは次の通りです。

 

ー「鳥取商店街個店のマーケティング分析」 岸本さん 

まちなかで経営する性格の異なる飲食店4店舗について、それぞれによるSTPを分析し、それらの経営のあり方と課題を分析する。 

ー「経営者のビジョンが商店街の活性化に与える影響」 新家くん 

まちなかで経営する個店が掲げるビジョン、まちなか活性化のためのビジョン、それらがまちなか活性化に与える影響を明らかにする。

 ー「消費文化論から見た地方イベントの意義」 石田さん 

その経済的効果やまちなか個店の経営への影響などの観点から批判にさらされる地方イベントの意義について、消費文化論の観点から明らかにする。 

ー「鳥取市中心市街地における顧客ニーズ分析」 矢野さん 

まちなかに関心を持ち、まちなかにおける消費を牽引するような住民の特性やニーズを明らかにする。 

 

ご参加頂いた各位からは、ご専門ならではの多くの深く突っ込んだ貴重なご指摘ご意見を頂きました。これから彼らの卒論提出まで1ヶ月弱ありますが、今回頂いたご指摘点、ご意見を最大限反映し、より良い卒論研究に仕上げてもらえればと思います。 

中心市街地活性化協議会の成清様、平木様、鳥取市の川口様、JR西日本の廣瀨様にはこの度は大変おせわになりました。ありがとうございました。 

磯野 誠

 

2017年度 4年生ゼミupdate

2017年12月22日現在、4年生の卒論テーマは次の通りです。年明けの1月9日に中心市街地活性化協議会に4年生卒論研究のレビューを頂く予定にしています。

(まちなか関係)
ー「消費文化論から見た地方イベントの意義」 石田さん
ー「鳥取商店街個店のマーケティング分析」 岸本さん
ー「経営者のビジョンが商店街の活性化に与える影響」 新家くん
ー「鳥取市中心市街地における顧客ニーズ分析」 矢野さん
(まちなか以外)
ー「ふるさとワーキングホリデー参加者のニーズ調査」 岩田くん
ー「自営業者の起業プロセスにおける欲求変化とそれをもたらす要因」 漆畑くん
ー「美容師の離職と自己実現欲求の関連性」 須賀くん

泉ゼミとの合同ゼミしました

28/07/2017 07:01

7月24日(水)、毎年恒例となった泉ゼミと磯野ゼミとの合同ゼミを今年も、まちなかキャンパスで行いました。目的は、4年生による卒論の進捗状況の報告とその内容についてのディスカッションです。泉ゼミからは10人、磯野ゼミからは8人で、欠席なしの全員参加となりました。また1時から始めて予定では5時頃に終えるつもりでしたが、案の定白熱し、ほとんど休みなしで終わるのは7時過ぎという長丁場となりました。

皆まだこれからですが、テーマ設定自体はどれも、3年生までの勉強やゼミ活動の経験をもとにした、個人的な関心を元にしており、それは各自の地元や鳥取の地域社会にとっても重要な課題であったりして、興味深いものでした。また今回も昨年同様、ただ自分の論文を報告するだけでなく、人の報告をもとにした質疑や議論が活発になされたことは良かったと思います。この時期なので、進んでいる人は進んでいますが、そうでない人も見られます。いずれにしてもこの夏休み中にぜひ進めて、ごく初期の段階を脱し、後期からは調査実施ができるようになるようになってもらいたいと思います。方向性が定まるまではいくら先行研究を読んだり考えてもほとんど進まないような感じがすると思いますが、それも皆が通る道で、それを経験すること自体が学びでもあると思います。ぜひここで得られたコメントやアドバイス、他の人の進め方をきっかけとして、各自の研究を進めてもらえればと思います。

 

2017年度 4年生ゼミ Seminar for Senior

2017年度は、大きくは「鳥取市まちなか商店街活性化のための基礎調査」を共通テーマとして、そのもとでの各自の関心に応じた研究を進めています。 まだこれからどのようになるか流動的ですが、今のところ、そのもとでの各自のテーマとして、次があげられています。 

 

2017年度 公立鳥取環境大学経営学部磯野研究室 

鳥取市まちなか商店街活性化のための基礎的調査 

はじめに

 <まちなか事業者に関して> 

1 まちなか商店街で成功するために 

ー地方のまちなかにおける事業成果の規定要因 

2 まちなか商店街の新規事業者 

ー地方のまちなか商店街に加わりたい事業者の像 

3 誰がまちなか商店街を支えているのか 

ーまちなか商店街の事業者像分類 

<まちなか消費者に関して> 

1 期待されるまちなか商店街 

ー地方のまちなか商店街に期待する消費者の像 

2 まちなかイベントの意義再考 

ー消費文化論から見た地方イベントの意義 

3 地方での定住支援のあり方 

ー効果的な定住支援策とは 

おわりに

「鳥取県民工芸・伝統工芸の次世代のための研修会」にて講師を務めました

28/03/2017 10:54

昨日の3月27日(月)、鳥取県物産協会主催「第3回 鳥取県の民工芸・伝統工芸の次世代のための研修会」(ホテルセントパレス倉吉)で、講師を務めました。私のパートは、「ブランディングの意義と方法」とのテーマで、伝統工芸品開発に携わる方々にとっても重要と考えられるブランディングについて解説致しました。今回の研究会は特に盛り沢山で、まず物産協会小谷会長によるオープニング、私のパートの次には因州和紙イヤリング等のYOBOTYブランドを立ち上げられた諸吉陽子さんによるケーススタディ、物産協会でアンテナショップの指導をなされている山本清さんによる売り場の作り方、そして物産協会の磯江篤男さんのコーディネーションによる意見交換会がなされました。これまでもそうでしたが、この伝統工芸の作り手や売り手の方々とのディスカッションは非常に興味深く、大いに勉強になりました。今回は特に(1)売り手(販売店など)と作り手(職人)との共同:売り手が顧客のニーズを拾い上げ、それを職人の方に伝え、作ってもらう等、(2)作り手の様々な試行錯誤による革新性創出(YOBOTYなど)、は重要な知見となりました。また当日は、この一年間をかけてなされた磯野ゼミ大田さん卒論研究「鳥取県指定伝統的工芸品弓浜絣における消費文化」、花本くん卒論研究「因州和紙の流通構造と今後の開発」も、一部に配布させて頂きました。

今後もまた私も伝統工芸産業の作り手・売り手から学び、また私からも調査や研究をとおして貢献したく思っています。今回のセミナーを主催された磯江さんには心より感謝致します。今回の私のパートに関する資料を添付致します。

Work Mktg 2017.pdf (190801)

 

ゼミ4年卒論報告会終えました

31/01/2017 11:05

 昨日1月30日、4−5限で4年生の卒論報告会を3年生を混じえて行いました。一応これで皆卒論提出する段取りになっています。テーマは様々で、さらに論文としてのまとまりも様々ですが、とりあえずそれぞれが皆、自分ができることをできるだけやったのではないかと思います。その結果であれば十分提出に値すると思います。ごくろうさまでした。また当日も指摘しましたが、具体的に提案したり報告したりする相手がいる場合には、ぜひ各自でそれして下さい。大いに参考にして頂けるはずです。また3年生はぜひ今回の4年生の報告を参考にして来年度の各自の卒論研究に活かして下さい。

 

泉ゼミとの合同ゼミを終えて

昨日の7月26日(火)、泉ゼミ4年生と磯野ゼミ4年生との合同ゼミとして、各自の論文進捗状況を報告し合う論文中間報告会を行いました。今年も昨年と同様、ほとんどの学生が参加し、また3年生も一部加わり、皆積極的にディスカッションに参加し、かなり活気づいた報告会となりました(その様子を写真に撮っておけばよかったと後悔しています)。この報告会までに、参加4年生は皆ぎりぎりまで準備した甲斐もあり、中身も当初の想定よりは大分良かったと思います。

私自身に対することでもありますが、人が説得されるような筋の通った文章を書くことは簡単ではなく、何度も書き直し、試行錯誤をを経て、また周りから批評される必要があるでしょう。書き始めた今の段階では特に、A41ページに背景や目的や論題を書くだけでも大変なことだと感じつつあると思います。今回のようにせっかく書き上げたものに対し、周りから色々と問い詰められ、また全面的に書き直すことが必要となったのかもしれません。しかしそれも一本の論文を書き上げるためにはどうしても通らなければならない過程です。先は見えにくいかもしれませんが、自分の当初の問題意識や関心をベースに、切り抜けてもらいたく思います、

後期に入ってからは11月にまた、学部全体の中間発表会があります。まずはそこまでにそれなりのものを発表できるようにすることが目標になります。もちろん最終的には1月の論文提出です。大学生活の総括として、自分で悔いのない程に考え抜いた論文に仕上げてもらいたいと思います。

 

2016 4年生ゼミ Seminor for Senior

研究テーマ:

マーケティング、新製品開発、ブランド、プロモーション、デザインマネジメント

目標:

 長期的なキャリアを支える企画力、戦略立案力、仮説構築力を身につける。

 顧客理解力を身につける。

 基本的なマーケティング関連理論の理解をもとに、その実践的応用を学ぶ。

キャリアのイメージ:

 小売、メーカーなどの企画職・マーケティング職(企画営業なども含む)

 国公立経営学系大学院進学

活動:

 各自の関心テーマに関する卒論研究

 (マーケティング、商品開発、ブランド、デザイン、消費者行動など)

4年生中間報告終了

先日の11月7日(土)、4年生の中間報告会がありました。当ゼミもなんとか対象者は報告を済ますことができました。まずはご苦労様でした。卒論は、当然ながら大学4年間の学びの中でも最も難易度が高いもので、それなりに知力、集中力、行動力、体力が求められます。現実的に2月までに十分に納得できる卒論を完成させるということは、難しいかもしれませんが、それでもそれに向かって努力することが重要です。これからが調査実施など正念場となりますが、皆、自分の中の問題意識に向かって、努力を継続してもらいたいと思います。

 

4年生合同ゼミを経て

先日、泉ゼミと磯野ゼミ合同で、ゼミ4年生の卒論中間レビューを行いました。今年度は例の繰り下げられた就職活動時期のために4年生も卒論作成に集中し難いなか、それでもこのタイミングに合わせて皆、それなりにまとめてきたと思います。普段は親しい仲間内でのゼミ活動も、この合同ゼミで互いにいつもと違う顔が混じり合うと、それなりに緊張感が漂います。この合同ゼミを通して、二つのことを思いました。
一つは、論文の作成とは、やはり互いに建設的に批判しあって、仕上げていくものだということです。自分一人で考えることは往々にして独善的で、独りよがりのものになりがちです。自分の文章の問題点とは人に指摘されて初めて気がつくことが多い。あるいは批判されることが、新たな着想に結びつく。その意味で、批判される機会は貴重です。もしかしたら批判されてその場で傷つくかもしれませんが、それが自分の成長の糧になるはずです。今回の合同ゼミで皆が互いに質問しあい、また私も泉先生も指導教員としていろいろと言いましたが、ここで変にくじけずに、ぜひ、受けた批判や意見や質問を次に生かすようにしてもらいたいと思います。
もう一つは、論文の作成とは、一見地味で孤独なものだが、最も自分の力が試され、また自分を成長させるものだということです。3年生までのグループワークで仲間と一緒に活動し、また対外的に大きなプレゼンテーションをしたりするような派手な活動から一転、4年生になって黙々と一人で調べ、考え、書く。2年生までは問題もその解き方も与えられ、3年生では問題は与えられていました。しかし4年生の卒論では、問題設定自体から調査方法の設計、そして実際の調査や分析まで全て自分一人で行わなければなりません。それは時間的なプレッシャーもあり、書けないというプレッシャーもあり、長く苦しく大変。しかも地味。しかし自分一人で、全ての過程を行おうとするからこそ、自分が試され、自分を成長させるものでしょう。
その作成は地味で孤独、書いたものをを報告したらいろいろと批判され、そこでまた考え直し、調べ直す。その繰り返しの過程が卒論作成ですが、それを経た時には、自分が大きく成長したことが分かると思います。

 

2015 4年生卒論

茂木裕美「鳥取の日本酒産業における組合の役割」

多くの小規模酒蔵から構成される県内日本酒業界の今後の成長のために、酒蔵共同組織である鳥取酒造組合に注目し、それが果たすべく役割を、定性調査にとよって考察した。

西垣祐美「『ほほうるる』のブランドエクイティ」

県内の化粧品メーカーであるシャルビー社の主力製品オールインワン・スキンケア・ジェルクリーム「ほほうるる」について、ブランド理論に基づき、消費者がブランドを認知しロイヤルティを持つまでのプロセスを調べ、その今後の成長課題を特定し、対策案を提案した。

安田健一郎「鳥取県の梨とその加工品のブランド化」

鳥取県農産出荷額2位の日本梨に注目し、主にブランド理論に依拠し、業界の専門家を対象とした定性インタビュー調査によって、その課題を特定し対策案の提案を行った。

藤谷帆花「ゆるキャラを使った効果的なブランディング」

鳥取県青年会議所との共同で行った青年会議所ブランドキャラクター(ゆるキャラ「きのぴょん」)の作成・提案経験を踏まえ、効果的なブランドキャラクターとして確立されるための条件について、ブランドキャラクターに関する理論、アナロジーに関する理論に依拠し、事例調査によって考察し提案した。

小田原誠「清酒業界の成長にあたっての中小企業の役割」

多くの中小規模酒蔵から構成される日本酒業界の今後の成長のために、マーケティングの基本的理論であるSTP, 4Pに依拠し、新政酒造株式会社、有限会社西本酒場を対象とした事例調査によって、そのSTP、4P活用の意義を考察した。

黒川真結「株式会社ルピシアのフレーバードティのイノベーションと消費者行動について」

ルピシア社のフレーバードティは紅茶や緑茶のカテゴリーを超えた茶葉飲料であり、一種のイノベーションとして捉えることができる。そのような全く新しい製品を消費者はいかに知覚し、関心を抱き、購買に至るのか、またどのような消費者がそのような製品に対して特に敏感に反応するのかについて、イノベーター理論に依拠し、消費者アンケート調査によって調べ、その知見を導いた。

阿久根正剛「環境配慮型商品のマーケティング戦略の立案」

環境配慮型製品のうち、高い需要を維持しているもの、低い需要のままで止まっているものの違いはどこにあるのかについて、消費者行動論の多属性態度モデルなどを用いて調べた。

2014 4年生卒論研究テーマ

「地域ブランドのあり方と島根県における地域ブランディング分析」 伊藤拓弥

「中食市場機会の特定」 大家長将

「アマチュアスポーツクラブにおけるリーダーシップ」 梶川淳司

「鳥取環境大学の広報戦略分析」 加納雄大

「ペット市場における消費者セグメンテーション」 木下諒哉

「寿スピリッツが地方からいかにして全国展開していくことができたのか」 関谷文香

「リサイクル企業、古物商の戦略分析」 坪井小次郎

「中堅卸売業の成長要因とその役割」 平井由紀乃